スローモーションの仕組みと設定(撮影)方法を解説!【GoProの使い方】

 どうもどうも、アクションカメラブロガーのTakaです。

 今回は、GoProやカメラについて、まだ始めたばかりの初心者の方向けの記事としてGoProのスローモーション機能について、その仕組みと倍速設定、撮影方法について簡単にまとめて解説してみたいと思います。映像に関する知識がない最初の内はとっつきにくいかもしれませんが、1回覚えてしまえば簡単なことなのでこの機会に覚えていただければと思います。

 なお、本記事の内容はGoPro Hero8 Blackを対象機種としてしています。

スローモーション素材があると映像をより引き立ててくれ表現の幅を大きく広げてくれるので、ぜひスローモーションの仕組みを理解しておきましょう!

スローモーションの仕組み

 まず、スローモーション映像の仕組みを簡単に説明していきたいと思います。

スローモーションってどうやって実現してるのか?

 例えば、GoProの公式サイト等のスペック紹介で「最大8倍速スローモーション」のような感じで紹介されていると思いますが、この倍速とは具体的にどういことなのでしょうか?

 この倍速の数値は、基本的に30fpsのフレームレートを基準にした値になっています。

fpsとは?

 ちなみに、このfpsとは「frames per second」の頭文字を取った略語になります。どういう意味かというと、1秒間に撮影されるフレーム数になります。例えば30fpsであれば1秒間に30枚のフレームが撮影されるということになります。このフレームは「コマ」と呼ばれることもありますが、平たく言うと静止画になります。つまり、30fpsでは1秒間に30枚の静止画が記録されるということになります。

そもそも、動画というのは複数の静止画をつなげているんだね

スローモーションの倍速はfpsを見れば分かる

 では、30fpsを基準に倍速の値が決まっているということなので、倍速の値からfpsを算出することも可能なので、GoProの最大倍速である8倍速スローモーションのfpsはどのくらいになるでしょうか?

 これは単純に、30fpsに倍速の数値を乗算すればいいわけで、30×8で240fpsになります。

 つまり、8倍速のスローモーションとは言い換えれば240fps設定で撮影された動画ということになり、GoProの場合は最大で240fpsのフレームレートに対応しているということでもあります。

なぜスローモーションになるのか?

fpsの数値が大きいと、なぜスローモーションになるのか?

 240fpsとは、1秒間に240フレームが記録されるということですが、これがなぜスローモーションになるかというと、例えば30fpsの映像として編集する場合、240fpsの動画素材の1秒間は30fpsの8秒に相当することになります。逆に言えば、240fpsの8分の1のフレーム情報が30fpsの1秒間に相当するわけです。

 そうすると、240fpsを30fpsの環境で再生させると自動的にスローモーションになります。

要するに同じシーンを240fpsと30fpsで撮影した場合、240fpsの方が1フレーム毎の間隔がより短く記録されるので、それを30fpsで再生させると映像がゆっくり動いてみるということですね

fpsの数値が大きいほど遅く滑らかになる

 ここまで読んでいただけばなんとなく分かると思いますが、fpsの数値が大きければ大きいほど遅く滑らかなスローモーションを作ることができます。逆にfpsの数値が小さいとスローモーションの速度や滑らかさに限界がでてきます。

 これは上でも説明しているように、fpsの数値が大きければ大きいほど記録するフレーム数が多くなり、その間隔も短いからになります。

容量もfpsの設定値が大きいほど重くなるよ

 これがスローモーションの基本的な仕組みになります。

GoProのスローモーションの設定

 スローモーションの基本的な仕組みを理解したところで、実際にGoProでスローモーション撮影するにはどのように設定すればいいのか紹介していきたいと思います。

 iPhone等の撮影に慣れている方はスローモーションというモードを探してしまいがちですが、GoProにはスローモーションというモードはありません

 では、どうやってスローモーションの設定をするかと言うと、ここまで説明してきたようにfpsの数値を変更すれば大丈夫です。

 具体的には、動画の設定編集画面に「RES|FPS」という項目があるので、そこで解像度とフレームレートを設定することができます。

映像の知識がないうちは、ついついスローモーションというモードを探しがちですよね

GoProのfps設定値

 ちなみに、GoProでは以下のフレームレートが用意されています。

GoPro(Hero8)のフレームレート

  • 24fps
  • 30fps
  • 60fps
  • 120fps
  • 240fps

 この中である程度綺麗なスローモーション動画を作れるのは太字の60fps以上になります。倍速で表すと60fpsから順に「2倍速」、「4倍速」、「8倍速」になります。

 また、これら60fps以上のフレームレートは動画の解像度によって設定できる値が異なります。具体的には解像度が高くなるに連れて設定できるフレームレートは小さくなります。詳しくは下表の各解像度の最大fpsを参照してみてください。

各解像度の最大fps(60以上)

解像度 fps(最大)
4K 最大60fps
2.7K 最大120fps
1440p 最大120fps
1080p 最大240fps

 ご覧のように、フルHDにあたる1080pのみ240fpsが設定でき、最も高解像度の4Kでは60fpsまでしか設定することができません。つまり、GoProの公式サイト等で紹介されている最大8倍速スローモーションとはあくまで1080pという解像度に限った話しになります。これは高解像度になるほどカメラに対する負荷も容量も大きくなるため、fpsも大きくしてしまうとスペックオーバーになることを防ぐことが大きな要因になります。

解像度もfpsも数値が大きいほど負荷も大きくなるんだね

まとめ

 ということで、今回はGoProを使っていく上で知っておきたい知識のひとつとしてスローモーションの仕組みとGoProでスローモーション動画を撮影する方法を紹介させていただきました。

 フレームレートやfpsといった用語は、普段の生活ではあまり使わないので、カメラやGoPro初心者の方にとってはわかりづらい点もあるかもしれませんが、内容を一度理解すれば簡単なことなので、これを機会にひとつの知識として覚えておいて、今後の映像制作、またGoProライフに活かしていただければと思います。

 最後に、TwitterでもGoProの関する情報を配信してます。速報性の高い情報等はTwitterの方が全然早いのでフォローしておいてもらえればお得な情報等はキャッチしやすいと思います。

 ではでは、素敵なGoPro Lifeを!

 Takaでした。また!

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GoPro

管理人プロフィール

Takanori Hashi

普段は都内を中心に活動するフリーランスのWebクリエイター。独立して早10年、本業ではプログラミングをゴリゴリする傍ら、趣味であるサーフィン、スノーボード、映像制作をライフワークとしております。

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